自動車保険はどのように選びましたか?
実は私は、自動車保険のことがよくわからなくて、ディーラーから言われるがままに自動車保険の契約してしまいました。
そこで保険料を見直し、これまでの自動車保険を解約して安い保険料の自動車保険に乗り換え!
保険料の大幅な節約に成功しました。
実際に、どのように自動車保険を見直し保険料がいくら安くなったのか紹介するので、保険料を節約したい方はぜひ参考にしてください。
自動車保険を安い保険料のところに乗り換えて節約できた金額
今回の自動車保険の見直しで、我が家の自動車保険の保険料は、月額4,128円(年額49,536円)節約できました!
【夫のミニバン】
あいおいニッセイ同和損保 月額6,880円(年額82,560円)
⇒ イーデザイン損保 月額4,130円(年額49,560円)
つまり、月額2,750円(年額33,000円)節約できました!
【私のコンパクトカー】
損保ジャパン日本興和 月額4,110円(年額49,320円)
⇒ イーデザイン損保 月額2,732円(年額32,784円)
つまり、月額1,378円(年額16,536円)節約できました!
自分に必要な補償額を見極め安い保険料の自動車保険を選ぶ!
万が一の際に、最低限これだけは自分にとって必要だという自動車保険の補償をいま一度よく考えてみましょう。
その結果、我が家では次のような補償が最低限必要だと考えました。
- 相手方への無制限の補償
- 自分自身や同乗者のための補償(生命保険や医療保険も合わせて検討)
- 車両保険(車が壊れた際に最低限いくらあれば生活に困らないかという視点で検討)
- ロードサービス(他に利用しているサービスがないため必要)
- 弁護士費用の補償(弁護士費用を払える見込みがないため必要)
- 個人賠償責任特約(他の保険に個人賠償責任保険に入っていなければ必要)
人身傷害保険の補償範囲や重複に要注意
必要な補償額を見極めるときに、人身傷害保険の補償範囲や重複に注意が必要です。
人身傷害保険とは、自動車事故で自分自身や同乗者が死傷したときに、過失割合に関係なく実際に損害を受けた金額(治療費など)が補償されるものです。
人身傷害補償保険には、契約の車に乗っているときの事故に対する車内のみを補償するものと、他の車に乗っているときや歩行中などの車外の事故も補償するものがあります。
車内・車外ともに補償するタイプを選ぶと、契約の車に乗っているときと、それ以外の自動車事故の両方をカバーでき、配偶者や同居の親族も対象となるのが一般的です。
そのため、複数の車を持つ家族の場合、他の車にすでに人身傷害補償保険が付いていると、補償が重複してしまう可能性があります。
実際の損害額を補償するための保険なので、重複して加入しても1つしか請求できず、保険料が無駄になってしまいます。
複数の車がある場合は、どれか1台を車内・車外ともに補償する保険にし、もう1台は車内だけの補償にすればOKです。
個人賠償責任保険の重複に要注意
もう1つ、必要な補償額を見極めるときに注意したいのが個人賠償責任保険です。
個人賠償責任保険とは、個人または家族が日常生活でうっかり他人にケガをさせたり、他人のものを壊してしまったりして、損害賠償責任を負った場合に損害を補償する保険です。
こちらも、実際の損害額を補償するものなので、複数の個人賠償責任保険に入る必要はありません。
しかし、個人賠償責任保険は自動車保険や住宅の火災保険などにしれっと付帯されていて、重複している可能性があります。
実際に我が家も重複していました。
我が家の車2台ともに個人賠償責任保険が付いていて、ついでに当時は住宅の火災保険にも付いていたのです。
重複させすぎ…。
個人賠償責任特約は、付帯させても保険料がそれほど高くないことが多いため、「付けておきましょうかね」「はい」と、勢いで付けてしまいがちなのです。
実際、我が家のように個人賠償責任保険が重複している人は意外に多いので、ぜひ一度保険を一通り確認してみてください。
自動車保険一括見積もりで保険料の安いところを探す
自分に必要な補償を整理したら、今度はいくつかの自動車保険を比較するため、どれくらいの保険料になるのか見積もりを取り、保険料の安いところを探します。
私が利用したのは、無料の自動車保険一括見積もりサービスです。
一括見積もりを利用すると、平均で年間3万円程度保険料が安くなると言われています。
我が家の場合は、ミニバンの一括見積もりで年間5,000円から3万円も保険料の安い見積もりが届きました。
【体験談】安い保険料にするため2台の自動車保険を解約
安い保険料にするため、結局、我が家の2台分の自動車保険は両方とも解約してイーデザイン損保に乗り換えることにしました。
というのも、まずミニバンの方は、無料の自動車保険一括見積もりサービスを利用した結果、ダントツでイーデザイン損保が安かったからてす。
それに、東京海上グループという安心感も決め手になっています。
コンパクトカーの方は、そもそも保険の内容がめちゃくちゃだったので、まずは前述のとおり自分にとって必要な補償を見極め、他の保険会社と比較してみました。
その結果、やはりイーデザイン損保が最も安くて内容も満足できる内容となったため、こちらに決めました。
3年満期のあいおいニッセイ同和損保を解約(夫の車)
夫の車の自動車保険は、あいおいニッセイ同和損保でした。
特に理由はなく、夫の生命保険の系列だったというだけで加入したものです。
3年契約で満期を迎えるのをきっかけに、見直しをしました。
あいおいニッセイ同和損保 | イーデザイン損保 | |
---|---|---|
保険料 | 月額6,880円(年額82,560円) | 月額4,130円(年額49,560円) |
対人・対物賠償 | 無制限 | 無制限 |
人身傷害保険 | 5000万円(車内のみ) | ・3000万円(車内のみ) ・実損額にかかわらず定額が支払われる搭乗者傷害保険1,000万円 ※現在は搭乗者損害保険なし |
無保険車損害保険 | 2億円まで | 2億円まで |
車両保険 | ・115万円まで ・免責金額5万円 ・全損時諸費用特約 (20万円を限度に車両保険の10%) | ・100万円まで ・免責:1回目0円/2回目10万円 ・全損時諸費用特約 なし ※その後、段階的に補償額引き下げ |
弁護士費用特約 | ・弁護士・損害賠償請求等費用(300万円限度) ・法律相談費用(10万円限度) | ・弁護士・損害賠償請求等費用(300万円限度) ・法律相談費用(10万円限度) |
ロードサービス | ・レッカー現場急行サポート ・バッテリー上がり等の故障 ・トラブル時の30分以内の応急作業 | ・レッカー現場急行サポート ・バッテリー上がり等の故障 ・トラブル時の30分以内の応急作業 |
個人賠償責任保険 | ・日本国内…無制限/示談交渉付 ・日本国外 3億円限度/示談交渉なし | ・なし(見直し当時はなかった) |
対人・対物賠償保険や無保険車損害保険、弁護士費用特約、ロードサービスの内容は、乗り換え後も変わりありません。
人身傷害保険は、あいおいニッセイ同和損保のときは5,000万円にしていましたが、当時の我が家には多すぎました。
というのも、当時は生命保険にも災害保障特約などによる死亡保障が付いていて、不慮の事故を原因とする場合の総受取額が4,000万円強になっていたからです。
ただ、その後生命保険の見直しも行い、両方でバランスを取りながら補償額を変えています。
車両保険の補償額は、見直し当時は100万円にしましたが、今は経年に合わせてもっと引き下げています。
車両保険の免責金額については、1年に2回も車両保険を使うようなことは起こらない可能性が高いと考え、1回目0円、2回目10万円に変更しました。
あいおいニッセイ同和損保のときは、個人賠償責任保険が特約で付いていましたが、見直し当時、イーデザイン損保にはなかったため付けていません。
現在はイーデザイン損保にも個人賠償責任特約があります。
3年契約の損保ジャパンを中途解約(私の車)
損保ジャパン日本興和の自動車保険は、私が車を買ったときにディーラーに勧められるがままに入った自動車保険です。
私自身、あまり自動車保険のことを理解していない状態で、しかもそのときかなり多忙だったため、ろくに内容を確認する暇もなくディーラーの勧めのまま契約してしまいました。
相手方への補償が無制限になっていることだけは認識していたのですが、それ以外はほとんど見てもいなかったと思います。
これはよくなかった…反省しています。事故なく過ごせてよかったです。
3年契約なのでスムーズに中途解約できるのかどうか心配でしたが、中途解約はあっけないほど簡単で、代理店に1本電話を入れるだけで解約書類が届きました。
こんなことならもっと早く見直せばよかったです。
損保ジャパン日本興和 | イーデザイン損保 | |
---|---|---|
保険料 | 月額4,110円(年額49,320円) | 月額2,732円(年額32,784円) |
対人・対物賠償 | 無制限 | 無制限 |
人身傷害保険 | 無制限(車内のみ) | ・3000万円(車内・車外) ・実損額にかかわらず定額が支払われる搭乗者傷害保険1,000万円 ※現在は搭乗者損害保険なし |
無保険車損害保険 | 無制限 | 2億円まで |
車両保険 | なし | ・30万円まで ・免責:1回目0円/2回目10万円 ※その後、段階的に補償額引き下げ |
弁護士費用特約 | ・交通事故限定被害事故弁護士費用(300万円限度) ・刑事弁護士費用(150万円限度) ・法律相談費用(10万円限度) | ・弁護士・損害賠償請求等費用 (300万円限度) ・法律相談費用 (10万円限度) |
ロードサービス | ・走行不能時のレッカー牽引 ・バッテリー上がりなどの際の30分以内の応急作業 ・宿泊・移動費用や引取費用 ・運搬後の代車 | ・レッカー現場急行サポート ・バッテリー上がり等の故障 ・トラブル時の30分以内の応急作業 |
個人賠償責任保険 | ・日本国内 無制限/示談交渉付 ・日本国外 1事故につき1億円/示談交渉なし | ・なし(見直し当時はなかったため) ※現在は付帯 ・日本国内…1億円限度/示談交渉付 |
対人・対物賠償保険の内容は、乗り換え後も変わりありません。
損保ジャパンの人身傷害保険は、なぜか無制限になっていたので、3,000万円に変更。
しかも、契約の車に搭乗中のみ補償される内容となっているのも…なぜ?
本人や家族が他の自動車搭乗中や歩行中に自動車事故に遭った場合にも保障されるようにしておくため、2台ある車のどちらかは、補償範囲を広げておくのが一般的です。
それなのに我が家の場合、2台とも契約の車に搭乗中のみの補償となっていました。
本人も家族も、他の自動車搭乗中や歩行中に自動車事故に遭ってもた保障されない状態だったのです。
よく知らないまま契約をしてしまっていた私がいけないのですが、無知って怖いですね。
車両保険はというと、損保ジャパンの自動車保険を検討する際に、一気に保険料が上がってしまったため、本当は付けたかったけれど付けなかった記憶があります。
しかし見直しの際に、車の修理が必要な際に最低限いくらあれば生活に困らないかという視点で検討をし、やはり30万円の車両保険を付けることにしました。
ロードサービスは乗り換え後も付けましたが、損保ジャパンには宿泊費用なども含まれ手厚く、イーデザイン損保には付いていないので内容がやや手薄になりました。
損保ジャパンのときは個人賠償責任保険が特約で付いており、実は夫のあいおいニッセイ同和損保にも付いていたため契約が重複し、本来は不要だった特約です。
見直し当時、イーデザイン損保には個人賠償責任保険がなかったので付けませんでしたが、現在は重複しないよう私の車にのみ付けています。
自動車保険を安い保険料のイーデザイン損保に乗り換え!
いつもは忙しくて保険の内容をじっくり見ている暇がなく、更新ギリギリになってそのまま更新していた自動車保険を、意思を持ってしっかり見直しました。
おかげで我が家の自動車保険には無事、本当に必要な補償が付き、なおかつ保険料を大幅に節約できました!
保険をじっくり見直そうと思うと、それなりにまとまった時間が必要ですが、一度時間を取って向き合うことをおすすめします。
無料の自動車保険一括見積もりサービスなどを利用すれば、まとめて見積もりを取ることもできるので、 ぜひじっくり検討してみてください。
保険料の安い自動車保険に乗り換えることで、想像以上に節約できるかもしれませんよ。
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