掻き壊しを予防することは、赤ちゃんの肌を守る上でとても重要です。
湿疹を掻き壊して、どんどん悪化していくことはよくあります。
そこでこの記事では、赤ちゃんの掻き壊しを予防するための保湿ケアや上手に爪を切る方法、手袋の活用についてご紹介します。
赤ちゃんの掻き壊しにお悩みの方は参考にしてください。
赤ちゃんの掻き壊しを予防する3つの方法
赤ちゃんの掻き壊しを予防するには、次の3つの方法が有効です。
- 薬や保湿でかゆみを抑える
- 爪を短く切る
- 必要に応じて手袋を使う
まず、掻き壊しを防ぐには、できるだけかゆみを抑える必要があります。
患部には適切な薬を塗り、肌が乾燥している場合は保湿ケアで乾燥を防ぎ、かゆみを抑えます。
また、赤ちゃんの爪は柔らかいのに鋭く尖っているため、爪を短く切っておきましょう。
それでも掻いて肌を傷つけてしまう場合やすでに掻き壊している場合などには、手袋を使うのも有効です。
乾燥から肌を守り掻き壊しを予防する保湿ケア
赤ちゃんの掻き壊しを予防するには、まずかゆみの原因から肌を守り保湿ケアを徹底することが大切です。
もし、かゆみの原因が虫さされやあせもなどはっきりしている場合は、まず患部に適切な薬を塗りかゆみを抑えます。
赤ちゃんの皮膚は薄くてデリケートなのでとても乾燥しやすく、乾燥するとかゆくなってしまうので、基本的なスキンケアで乾燥から皮膚を守りましょう。
掻き壊しを予防する上手な爪の切り方
掻き壊しを予防するには、赤ちゃんの爪を短く切っておくことも重要です。
とはいえ赤ちゃんの爪は鋭い割に薄くて柔らかいので、慣れるまでは切りづらいですよね。
上手に赤ちゃんの爪を切るにはコツがあります。
赤ちゃんの爪は、機嫌がいい時や睡眠中など、赤ちゃんが比較的おとなしくしていてくれるタイミングを見計らって切るようにしましょう。
赤ちゃんの爪を上手に切るには、恐る恐るではなくためらいなく切るのがコツです。
そのためには、しっかりと赤ちゃんの手を握って、指の肉を押さえるようにして持ち、自分の爪を切るときと同じ方向から落ち着いて切りましょう。
爪切りは赤ちゃん用のものを使って、角ができないよう丸く切っていきます。
一気に切るのではなく、少しずつ切っていくほうが上手に切れます。
なお、大人用の爪切りは赤ちゃんには危険ですし切りづらいので、おすすめできません。
赤ちゃん用の爪切りの種類
赤ちゃんの爪切りには、一般的によく使われるハサミ型のもののほか、ルーペ付きのものや電動やすりなどもあります。
自分が一番使いやすい爪切りを使い、落ち着いて赤ちゃんの爪を切ってあげてください。
爪切りハサミ
ベビー用ハサミ型爪切りは、新生児の薄くて柔らかい爪にぴったりです。
指にフィットするので安定感があり、赤ちゃんの爪も切りやすいですよ。
新生児の皮膚のような爪は、ハサミ型の爪切りのほうが切りやすいです。
少し月齢が進んだら、大人用の爪切りと同じ形をした、赤ちゃん用爪切りがおすすめです。
電動爪やすり
爪切りで赤ちゃんの爪を切るのは怖いという人には、赤ちゃん用の電動爪やすりもあります。
赤ちゃんの爪を切るのが怖い人にとっては、安全に使えるためおすすめです。
また、爪をやさしくケアしてあげたい人からも選ばれています。
手袋で赤ちゃんの掻き壊しを予防
掻き壊しを予防するには、赤ちゃん用のミトン(手袋)も必要に応じて活用しましょう。
ただ注意したいのは、赤ちゃんの手が隠れてしまうと、触れて感触を確かめたり手を舐めたりするのを妨げてしまいます。
赤ちゃんにとって、触れて舐めて確かめることは発達において大事なことなので、できれば手袋はしたくないものです。
かゆみが強く、掻き壊して湿疹を悪化させてしまうときなどに限定し、必要に応じて使うことをおすすめします。
ミトンを選ぶときは、肌ざわりの良いフライスやガーゼ、オーガニックコットンなど、肌に優しい素材を選ぶのがポイントです。
掻き壊し予防のまとめ
赤ちゃんの掻き壊しを予防するための3つの方法をご紹介しました。
掻き壊しの原因はかゆみなので、まずはかゆみを抑えるため、患部には適切な薬を塗り乾燥には保湿ケアを徹底することが大切です。
そのうえで、赤ちゃんの爪を短く切っておくことや、手袋などの掻き壊し予防アイテムを使うことも有効です。
赤ちゃんの掻き壊しにお悩みの方は、本記事を参考に、まずは基本的な3つの方法を徹底してみてください。
- 薬や保湿でかゆみを抑える
- 爪を短く切る
- 必要に応じて手袋を使う
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