おむつかぶれの原因とおうちでできる予防法&治らないときの対処法

赤ちゃんのおむつかぶれ

おむつかぶれが治らないとお悩みの方は多いですよね。

しかし、おむつかぶれの原因を知れば、おうちでできるケアで予防することが可能です。

そこで本記事では、おむつかぶれの原因やおうちでできる予防法、おむつかぶれになって治らないときの対処法について、我が家の体験談も交えて解説します。

赤ちゃんのおむつかぶれにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

おむつかぶれ予防におすすめ
スポンサーリンク

赤ちゃんのおむつかぶれとは?

おむつかぶれとは

おむつかぶれとは、おむつの中の蒸れや排泄物の刺激などで肌が荒れることをいいます。

ひどくなるとただれてしまうこともあり、排泄のたびに赤ちゃんが痛い思いをしなくてはいけません。

おむつかぶれには次のような原因があります。

また、我が家のおむつかぶれ体験談もご紹介するので、参考にしてください

おむつかぶれの原因

赤ちゃんのおしりがおむつかぶれになってしまう原因はひとつではありません。

  • おむつの蒸れ
  • 排泄物そのものの肌への刺激
  • 紙おむつの擦れによる刺激
  • おしりふきの成分による肌への刺激  など

これらの原因がいくつも重なって、おむつかぶれになってしまう赤ちゃんも多いです。

我が家の息子たちのおむつかぶれ

我が家の息子たちも、おむつかぶれを経験しました。

完全母乳だったこともあり、おむつを替えるたびにウンチ…。

母乳だとどうしてもウンチがゆるくなり、しかも頻繁に出るので、あっという間におむつかぶれし始めました。

長男は、何度もおしりを拭いておむつ替えをしていたことで、紙おむつやおしりふきの擦れたのか、すりむけた箇所が⁉?

次男の場合は、おしりふきが合わなかったようで、おしりが真っ赤になってしまいました。

おむつかぶれを予防するには?

おむつかぶれの予防

おむつかぶれを予防するには、おうちでのデイリーケアが大切です。

先ほど紹介したようにおむつかぶれには原因があるので、それらを排除すればおむつかぶれにならずに済みます。

毎回のようにゆるゆるウンチをしている赤ちゃんの場合、どうしてもおむつかぶれしやすいので、おむつを替える前にひと手間!

  1. おしりを洗う
  2. よく乾かす
  3. 保湿して肌を保護する 

おむつかぶれしていないのであれば、毎回おしりを洗う必要はなく、おしりふきでも大丈夫です。

ただ、おしりふきを使う場合には肌に優しいものを選びましょう。

簡単に赤ちゃんのおしりを洗う方法

おしりの洗い方

私が息子たちのおしりをどうしたら楽に洗えるか、試行錯誤した結果、いちばん簡単だったのは、洗面所でササっと洗う方法です。

  1. ベビー服を後頭部までめくりあげる
  2. ママの腕で挟みぬれないように抱っこする
  3. 洗面所でおしりだけササッと洗う
  4. タオルでこすらず押すように水分を吸収して乾かす

おむつ替えのたびに裸にしてお風呂で洗うのは大変すぎるので、洗面所がいちばんラクチンでした。

ポットにぬるめのお湯を用意しておき、赤ちゃんのおしり用シャワーでシュッシュッとやる方法も試しましたが、私にはかえって面倒でやめました。

おしりふきを使う場合は肌にやさしいものを!

おしりふきを使う場合は、できるだけ添加物の少ないおしりふきをおすすめします。

赤ちゃん本舗の水99%おしりふきだと、肌に優しくておむつかぶれしにくいので、おしりふきはこれがおすすめです。

水にこだわり、超純水を99%以上使用しています。残り1%も厳選された成分が使用され、防腐剤は必要最小限(0.3%以下)に抑えられています。

ワセリンなどで肌を保護

おしりを洗って水分を拭ったら、最後にワセリンなどで肌を保護します。

こうしておくことで、乾燥を防げて排泄物の刺激から肌を守ることが可能です。

刺激から肌を守る保護力の高さを考えると、皮膚にバリアを張ってくれるワセリンやファムズベビーをおすすめします。

ワセリン

ワセリンは、肌に蓋をして水分を閉じ込めてくれるとともに、外からの刺激から肌を守ってくれます。純度の高い白色ワセリンやプロペトは、精製され不純物が取り除かれており、肌への刺激がとても少ないので、赤ちゃんにも安心です。

ファムズベビー

母子手帳の副読本にも載っているFam’s Baby(ファムズベビー)もおすすめです。

ファムズベビーは、ムース状のふわふわの泡がスッと馴染んで肌にバリアを形成し、あらゆる刺激から皮膚を保護してくれます。

ちなみにファムズベビーは、8時間保護バリアが有効だといわれています。

おむつかぶれになって治らないときの対処法

おむつかぶれになってしまったら

おむつかぶれになってしまい治らないときは、迷わず医師に診てもらいましょう

そして、受診の際にはしっかりと患部を見せて説明することが大切です。

実は、我が家の長男がおむつかぶれになったときにも病院の先生に相談しました。

しかし、母乳の子はウンチがゆるいし頻繁だから仕方がないと言われてしまい、薬も処方してもらえませんでした。

なぜ薬を処方してくれないのかと疑問に思いましたが、よくよく考えたら、すりむけている箇所が小さくて気づいてくれなかったようなのです。

おむつかぶれですりむけているような場合は、赤ちゃんは排泄のたびに痛い思いをしなければいけません。

薬を塗れば早く治りますので、「ほら、ここがすりむけてるでしょ」と、患部をよく見せて薬を処方してもらいましょう。

おむつかぶれの薬

おむつかぶれの際によく出されるものには、以下の3つがあります。

  • 保湿剤・・・軽い症状の場合に処方される保湿剤
  • 非ステロイド外用薬・・・炎症がそれほどひどくない場合に処方される薬
  • ステロイド外用薬・・・炎症の強い部分に使用する薬

え?ステロイド?と一歩引いてしまう人もいるかもしれませんね。

しかし、おむつかぶれがひどい箇所には、ステロイド外用薬を短期間使い、さっと治すこともあります。

薬は、信頼できる医師の指示に従って使えば心配ないですよ。

おむつかぶれと間違いやすい「カンジダ性皮膚炎」

おむつかぶれと似た症状に、「カンジダ性皮膚炎」というものがあります。これは感染性の皮膚炎で、赤いブツブツが特徴です。

カンジダ性皮膚炎の場合は、おむつかぶれとは使用する薬が違います。

そのため、おむつかぶれだと思って手持ちのステロイド外用薬などを使ったら悪化したなんてこともありますので、病院で適切な薬を処方してもらいましょう。

まとめ

おむつかぶれの原因やおうちでできる予防法、おむつかぶれになって治らないときの対処法について解説しました。

赤ちゃんのモチモチの肌がおむつかぶれになってしまったのを目の当たりにすると、なんとも悲しい気持ちになりますよね。

しかし、肌の弱い赤ちゃんやウンチのゆるい赤ちゃんは、どうしてもおむつかぶれしやすいものです。おうちでできるデイリーケアでしっかり予防しましょう。

それでもおむつかぶれしてしまった場合には、医師にしっかり患部を見せて、適切な薬を処方してもらうことが大切です。

おむつかぶれにお悩みの方は参考にしていただき、さっそく、おうちでできる予防法を試してみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました