新生児のスキンケアには何がおすすめ?種類と役割を解説!

新生児のスキンケア

新生児にはどのようなスキンケアをしたらよいのか悩みますよね。生まれたばかりの赤ちゃんの肌はとても薄くて頼りないため、スキンケアをしていいのかさえも迷ってしまいます。

いざスキンケアをしようにも、たくさん種類があります。いったい何を使うのがおすすめなのでしょう?そこで、新生児にはどのようなスキンケアをしたらよいのか、その種類や役割について解説します。

ベビーローションやベビークリームなど、たくさんの種類のスキンケアアイテムがあり、何を選んだらよいのかお悩みの方は、ぜひ参考にして下さい。

スポンサーリンク

新生児に必要なスキンケアはとにかく保湿!

新生児に必要なのは保湿

薄くてデリケートな新生児の肌に必要なスキンケアといえば、保湿です!

生まれたばかりの赤ちゃんに余計なものをベタベタ塗っても大丈夫なのか、心配になる人もいるかもしれません。しかし、赤ちゃんにとって保湿はとにかく大切です。

新生児の頃からのしっかりとした保湿ケアにより、アトピーを予防できる可能性がぐんとアップします。

成育出生コホート研究におけるランダム化臨床研究介入試験で、新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することが分かりました。

【出典】国立成育医療研究センター プレスリリース http://www.ncchd.go.jp/press/2014/topic141001-1.html

基本的なスキンケアのやり方

赤ちゃんのスキンケアの基本的なやり方は次の3ステップです。

  1. 洗う
  2. 保湿する
  3. 保護する

詳しくはこちらの記事で解説しています↓

新生児のスキンケアに使える保湿アイテムの種類

保湿アイテムの種類

とはいえ一言で保湿ケアといっても、たくさんの商品があふれていて、どれを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。

それぞれどのような役割があり、どう使ったらよいのか、ひとつひとつ見ていきましょう。

水分の浸透&保湿にベビーローション

まず、最もよく使われているのがベビーローションです。

ローションは、水分をお肌の奥まで浸透させてお肌に潤いを与えてくれます。

スキンローション

水のようにさっぱり使えるシンプルなスキンローションで、乾燥により失われた水分をしっかりと補ってくれます。ただ、これだけだと保湿力としては物足りなく感じるかもしれません。

ママご自身の化粧水を思い出してみて下さい。化粧水だけで充分保湿できるという人は少ないのではないでしょうか。

ミルクローション

スキンローションよりも高保湿なのに伸びが良くて、トロッとした使用感の白いローションがミルクローションです。つまりは乳液ですね。

バタバタしがちなお風呂上がりにも手早く全身に塗れて、水分をしっかり閉じ込められる優れものです。

重ね塗りで徹底保湿のベビークリーム

ベビークリームは、ミルクローションのように伸びは良くないけれど、油分が多くしっかりと保湿できます。

水分も油分も両方とも補えますが、油分の多い分伸びにくいのが特徴です。スキンローションやミルクローションで水分をしっかり浸透させた後に、ベビークリームを重ねて使うことをおすすめします。

乾燥が気になる箇所も、重ね塗りで徹底保湿できます。

部分使いに最適なベビーバーム

ベビーバームは固形の保湿剤ですが体温で緩み、部分的に使うのに優れています。

おむつかぶれの予防などにおすすめです。スティックタイプのものもあって持ち歩きにも便利です。

皮膚を保護する役割のベビーワセリン

ワセリンは、皮膚科でもよく処方されますよね。ワセリンは肌に浸透して保湿してくれるというよりも、皮膚に膜を張って肌を保護する役割を担っています。

つまり保湿ケアの最後に使うことでうるおい成分をしっかり閉じ込め、皮膚の上にとどまって外からの刺激から皮膚を守ってくれるというわけです。

膜を張って皮膚を保護してくれますので、よだれかぶれや離乳食かぶれの予防にも役立ちます

ファムズベビーの役割も皮膚の保護

泡で皮膚を保護してくれるファムズベビーという商品がありますが、これも、ワセリン同様に皮膚を保護してくれる役割の商品です。

種類によって役割が異なるベビーオイル

ベビーオイルについては、ミネラルオイルか天然オイルかでその役割は基本的に異なります。ただ、乳児脂漏性湿疹によるかさぶたのケアにはどちらも有効です。

ベビーオイルがかさぶたを柔らかくしてくれますので、お風呂の前にベビーオイルを塗っておくと取れやすくなります。

ミネラルオイル

ミネラルオイルは、ワセリンと同じように皮膚を保護する役割を果たします。

そのため、保湿成分が皮膚の奥へと浸透するのではなく、肌を保護して水分をしっかり閉じ込めてくれるものです。

天然オイル

ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどの天然オイルの場合、それぞれ含まれる成分や効果は異なりますが、保湿効果のある成分を含むものが多く、保湿成分が肌に浸透して保湿をしてくれる作用があります。

スキンケアアイテムの種類と役割を知ろう!

新生児にどのようなスキンケアをしたらよいのか、たくさんの種類の中からどのような保湿ケアを選んだらよいのか、その種類と役割について解説しました。

生まれたばかりの赤ちゃんは胎脂で守られていますが、あっという間に乾燥が始まるので、新生児にも保湿はとても大切です。

また、成長にともなって、よだれかぶれや離乳食かぶれなども出てきますので、その都度適切な種類のスキンケアアイテムを選び、上手に使い分けましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました