
赤ちゃんとの生活にも慣れてきた頃、ママやパパの疲労回復も兼ねて温泉旅行でもしたいなぁ、なんて思い始めますよね。
おいしいものを食べて温泉に浸かって、のんびりできたら最高です。
とはいえ、赤ちゃんはそもそも温泉に入れるのでしょうか?
そこで、どんな泉質の温泉なら赤ちゃんも入れるのか、またいつから入ってもよいのかなど、赤ちゃんとの温泉旅行について解説します。
赤ちゃんも温泉に入れるの?

そもそも、赤ちゃんって温泉に入れるものなのでしょうか?
温泉にはさまざまな泉質のお湯がありますので、赤ちゃんには適さない泉質の温泉もありそうですよね。
それにいつから温泉に入れるのかも気になります。
どんな泉質なら入れる?

温泉といってもその泉質はさまざまで、大人が入っても刺激の強い温泉もあります。
赤ちゃんと温泉を楽しむのであれば、デリケートな肌の赤ちゃんも入れる、やさしい泉質の温泉を選びましょう。
どのような泉質が良いかというと、無色透明でやわらかい単純温泉が安心です。
いわゆる美肌の湯といわれる温泉で、ママにとってもおすすめです。
いつから温泉に入っていいの?
赤ちゃんはいつから温泉に入れるのかというと、実は明確な基準がありません。さまざまな視点から判断することになります。
衛生面は大丈夫?
大人と一緒に入浴できるようになった赤ちゃんなら、温泉での入浴も可能です。
とはいえ、多くの人が利用する公衆浴場ですと、自宅のお風呂より衛生面が気になるのは無理もないことですね。
ただし、温泉施設の衛生管理は厚生労働省によりしっかりとルールが定められていますので、基本徹底されているはずです。
赤ちゃんの肌は大丈夫?
赤ちゃんの肌は薄くてデリケートです。
しかし、どれくらいデリケートなのかは赤ちゃんによって異なり、全く肌トラブルのない子もいれば、超敏感肌の子もいます。
硫黄泉などの刺激の強い泉質でなく、肌にやさしい単純泉であれば、通常は問題なく入れるでしょう。しかし、超敏感肌の子は肌トラブルを起こす可能性も否定できません。
マナーは大丈夫?

また温泉施設によって、赤ちゃん連れ大歓迎の温泉がある一方で、赤ちゃんお断りのところもあります。
おむつがとれている子のみOKとしているところや、家族風呂・内風呂のみOKというところなど、さまざまです。
このことから、一般のお客さんの中には、赤ちゃんの温泉入浴は迷惑だと思っている人も多いことを想像できます。
赤ちゃんがウンチやおしっこをしてしまうことや、泣き叫んでしまうかもしれないことを想定すると、当然かもしれません。
特に制限のない温泉施設を利用する場合でも、おむつが取れるまでは家族風呂や貸切風呂を利用するほうが、気兼ねなく温泉旅行を楽しめるでしょう。
ちなみに我が家の息子たちの温泉デビューは、確か1歳を超えていました。
幸い大浴場を利用した際にも、息子たちに対して周囲の方々からは、ニコニコと温かい眼差しが向けられ、やさしく声をかけていただくことが多かったように思います。
赤ちゃんとの温泉で注意すること

それでは、赤ちゃんと温泉へ行った際に気を付けておきたい3つの注意ポイントをご紹介します。
滑らないように注意!
温泉浴場の床はとても滑りやすいです。
赤ちゃんを抱いて入る際には、大人が滑らないように気を付けましょう。また、歩くようになった赤ちゃんや幼児も滑って転びやすいので、気を付けたほうがいいですよ。
我が家の息子たちは2人とも、派手に滑って転び頭をぶつけてしまいました。幸いケガもなく大事には至りませんでしたが…。
お湯の温度に注意!

温泉のお湯は、大人が入っても熱いことが多くありませんか?
赤ちゃんは皮膚が薄くてデリケートなので、熱いお湯は苦手です。 肌にも良くないですし、すぐにのぼせてしまいます。
大人が入って熱いと感じるようでしたら、無理して湯船に入れないほうがいいですね。
ベビーバスやベビーチェアが用意されている温泉施設もありますので、上手に利用しましょう。
長湯に注意!
大人は温泉に長く入っていたいと思うかもしれませんが、赤ちゃんはサッと入ってサッと出るほうが良いでしょう。あまり長く入っているとのぼせますし、とても疲れます。
水分もかなり奪われますので、入浴後は充分な水分補給を忘れずに!
赤ちゃん連れで行く温泉宿の選び方

赤ちゃん連れで温泉旅行に出かけるなら、温泉宿の選び方は重要です。
- 赤ちゃんOKの宿かどうか?
- 赤ちゃんも入れる泉質かどうか?
- お湯の温度は熱すぎないか?
- お風呂にはベビーバスや赤ちゃん用の浴槽があるか?
- お部屋にはベビーベッドやミルク用ポットなどがあるか?
静かな高級温泉旅館などでは、小学生以下NGの宿もありますので、事前に確認しておきましょう。赤ちゃん連れの家族にやさしい宿を選ぶと、とても快適に過ごせます。
最近は、赤ちゃんプランを用意している温泉宿もたくさんあります。赤ちゃん連れでの旅行もしやすくなっていますので、上手に宿探しをしましょう!
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おすすめの温泉宿
露天風呂付客室で、赤ちゃんも安心して温泉デビューできるお宿です。 ベビーバスやベビーチェア、レトルトの離乳食やミルクなども用意されています。 |
無料温泉貸切風呂には、なんと赤ちゃん用の浴槽があります。 |
まとめ
赤ちゃんはいつから温泉に入れるのか、赤ちゃんとの温泉旅行について解説しました。
赤ちゃんにもやさしいぬるめの単純泉なら、赤ちゃんと一緒に温泉を楽しめます。
もちろん、他のお客さんへの配慮も必要ですが、赤ちゃん連れを歓迎してくれる赤ちゃんプランのある温泉宿も増えました。
上手に宿を選べば、赤ちゃんとの温泉旅行を快適に楽しめますので、ぜひステキな宿を探してみてください。

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