
おむつかぶれが治らないと心配になりますよね。赤ちゃんのおしりがヒリヒリ赤くなってしまうのは見ていられません。
いったい赤ちゃんは、どうしておむつかぶれを起こしてしまうのでしょう?
ここでは、赤ちゃんのおむつかぶれの原因と対策について、我が家の息子達の体験談も交えながら解説します。
赤ちゃんが大泣き!おむつかぶれが治らないからだった!

赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、なおかつおむつの中はとても蒸れやすいので、もともとおむつかぶれしやすい状態にあります。
次のような赤ちゃんはいませんか?
・おしっこやウンチのたびに大泣き
・おむつがえのたびに大泣き
・入浴のたびに大泣き
こんな赤ちゃんがいたら、その原因は、おむつかぶれかもしれません!
おしりが赤くブツブツになっているなら、おむつかぶれだとわかりやすいですよね。しかし、ほんの一部分だけ皮が剥けているようなケースもあります。それだとなかなか気づけません。
赤ちゃんのおしりをよく観察してみてください。
新生児のおむつかぶれが治らないのはなぜ?

新生児のおむつかぶれがなかなか治らないことがありますが、それはなぜなのでしょう?
主に次のような原因が考えられます。
ウンチが下痢気味
新生児は、まずウンチの回数が多いです。特に完全母乳の子はおむつ替えのたびにゆるゆるのウンチが出ていて、1日10回近く出る子もいます。
下痢っぽいゆるめのウンチが多いと、接触範囲も広がりやすく、ウンチの刺激によりおむつかぶれがしばしば発生します。
紙おむつやおしりふきの刺激
肌がデリケートで皮膚のバリア機能が未熟な新生児にとっては、紙おむつの摺れる感触も刺激になります。また、おしりふきの成分も刺激が強い場合があり、おしりふきが原因でおむつかぶれになる子もいます。
ちなみに、うちの次男はおしりふきを変えたらツルスベのおしりになりました!
皮膚の保護が不足
おしりにも保湿が大切です。皮膚が薄くて皮膚のバリア機能が未熟なので、しっかり保護する必要があるのです。
おしりふきで拭き取った後やお湯で洗い流した後は、赤ちゃんの皮膚は乾燥してしまいます。
乾燥した皮膚からは雑菌も入りやすいので、それがおむつかぶれの原因となってしまうことがあります。
おしりも、保湿クリームやベビーオイル、ワセリンなどでしっかり保護してあげましょう。
おむつかぶれが治らないときにおすすめのアイテム

おむつかぶれが治らないときには、できるだけ肌に優しいアイテムでおしりをケアしてあげたいものですよね。
そこで、おすすめの紙おむつやおしりふき、保湿アイテムをご紹介します。
<おすすめの紙おむつ>
もし、オーガニック素材のオムツにこだわるなら、天然素材でできたセブンスジェネレーションの紙おむつがおすすめです。
セブンスジェネレーションの紙おむつは、赤ちゃんのデリケートなお肌に配慮した、天然由来の吸収性ポリマーを使っています。
それに、新生児用からステージ2までのライナー塩素系無漂白で作られていますので、おむつかぶれになってしまう敏感肌の赤ちゃんも安心して使えますよ。
天然素材かどうかよりも、紙おむつの柔らかい肌触りにこだわるのであれば、日本製の紙おむつの方に軍配が上がるでしょう。
<おすすめのおしり拭き>
できるだけ余計なものが入っていないおしり拭きを選びましょう。おすすめはアカチャンホンポ水99%Superパラベンフリーのおしりふきです。
赤ちゃんの肌への刺激が少なくて済みますので、おむつかぶれしにくくなりますよ。
<おすすめの保護アイテム>
新発想の保湿ケアがこちらのFam’s Baby(ファムズベビー)です。
濃密な泡がスッと馴染み、皮膚に保護膜を作ってくれます。
この保護膜が、排泄物の刺激からデリケートな赤ちゃんの肌を守ってくれます。
おむつかぶれが治らない場合は病院へ


もしおむつかぶれがひどくなって治らないときは、迷わず病院へかかりましょう。
適切な薬を塗らないと治らないケースもありますので、医師の指示に従って薬や保湿剤を塗る必要があります。
【体験談】見落とされた小さなおむつかぶれ
実はうちの長男も、おむつかぶれで大泣きでした。それもそのはず、おしりの穴の近くの皮が剥けていたのです!?直径数ミリ程度の小さなキズなのですが、剥けているので排泄のたびに痛がり、おしりふきの刺激で痛がり、お湯にしみて痛がり・・・。
長男の場合、小児科でおむつかぶれがひどくて・・・と言って患部を見せたのですが、全然これくらい大丈夫と言われてしまい、薬も処方してもらえませんでした。
しっかり剥けている箇所も見せたつもりだったのですが、肝心な部分をどうやら見落とされてしまっていたようなのです。剥けている部分以外は、確かに少し赤いような気もしましたが、大した症状はありませんでしたから。
やっぱり腑に落ちず、別の小児科にかかって、丁寧に指差しでここが剥けていると訴えたところ、「これは痛いよね」と薬を出してくれて、ようやく治りました。
小さな傷だと、しっかり見せないと見落とされてしまうこともあるのだということがわかり、それ以来、病院にかかるときは何でも細かくはっきりと伝えるようにしています。
その後も、相変わらずおむつかぶれしやすかったので、ウンチのときはお湯で洗うようにして、保湿もしっかりしていたら、そのうちおむつかぶれを起こさないようになりました。
まとめ
どうしておむつかぶれになってしまうのか、治らないときはどうしたらよいのかなど、我が家の息子たちのおむつかぶれの体験談も交えながらまとめてみました。
赤ちゃんのモチモチとしたかわいいおしりは、本当にデリケートです。
おしり拭きが合わない赤ちゃんはとても多いそうですので、おしり拭きを変えてみるだけでも改善の余地があります。
でも、治らないときはすぐに病院へ連れて行って、適切に薬を出してもらってくださいね。
保湿もしっかりとして、おむつかぶれのないおしりを目指しましょう!
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