
赤ちゃんのバスタイムには、どのようなベビーソープを使っていますか?固形石鹸でしょうか、それとも泡のボディソープでしょうか?
ベビーソープといってもたくさんあり、どれを選んだらよいか悩みますよね。
そこで、赤ちゃんには固形石鹸と泡のボディソープのどちらがおすすめなのかご紹介していきます。
ベビーソープの種類

赤ちゃんによく使われるベビーソープの種類は、主に次の2つです。
- 固形石鹸
- 泡タイプのベビーソープ
液体タイプのベビーソープも少数ながらありますが、泡立てにくく肌への刺激の強いものも多いので、あまり使われていません。
また、ベビーソープには弱アルカリ性のものと弱酸性のものがあります。
よだれや離乳食の汚れなどをしっかり分解して落としてくれるのは、無添加石鹸に多い弱アルカリ性の石鹸です。
ただ、必要な皮脂まで洗い流してしまうと乾燥による肌荒れを引き起こすので、注意が必要です。
肌の状態に近い弱酸性のベビーソープのほうが、肌にはやさしいといえます。
ベビーソープに固形石鹸を選ぶ理由

固形石鹸を選んだ方のなかには、出産後の沐浴指導が固形石鹸だったから、迷わず固形石鹸を用意したという人もいるかもしれませんね。
固形石鹸には余計な添加物が少なく、泡切れもよいため、赤ちゃんを洗うためのベビーソープとして適しています。
乳児湿疹で病院を受診すると、固形石鹸をすすめられ「牛乳石鹸がいいよ」なんて言われることも多いようです。
ただ、固形石鹸がすべて無添加だとは限りません。
添加物が少なく低刺激だけれど、香料は使っているなど、固形石鹸にもさまざまなものがあります。
完全に無添加ではないものもあるので、よく見て選んでください。
また、固形石鹸は泡立てるという作業が必要になりますよね。
赤ちゃんをお風呂に入れながら片手でしっかり泡立てるのはなかなか難しく、手間取ってしまいます。しっかり泡立てられないことで、汚れを洗い残してしまうのも心配ですよね。
● 固形石鹸は泡切れが良い
△ 片手で赤ちゃんを支えつつ固形石鹸をしっかり泡立てるのは大変
△しっかり泡立てられずに洗い残しがあると心配
人気の固形石鹸1:キューピー ベビーせっけん 牛乳石鹸

人気の固形石鹸としてまず挙げられるのが、キューピーのベビーせっけんです。
たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2019(スキンケア部門ベビーソープ固形)では、第1位にランクインしました。
低刺激で無着色、皮膚アレルギーテスト済みですが、微香性で香料は入っています。
人気の固形石鹸2:ピジョン ベビーソープ

赤ちゃんの肌がしっとりと洗い上がることで人気なのは、ピジョンのベビーソープです。
透明の石鹸は、皮膚を保護してくれるスクワランや、肌に水分を蓄えてくれるセラミドを配合しています。
安心の無香料・無着色で、皮フ刺激性テスト済みです。
人気の固形石鹸3:シャボン玉 ベビーソープ

シャボン玉のベビーソープは、合成界面活性剤や酸化防止剤、香料、着色料といった余計な添加物が入っていない無添加石鹸です。
石鹸の原料にアボカドオイルが使われていて、しっとりと洗い上がります。
皮ふアレルギーテスト・皮ふ刺激テスト済みです。
泡タイプのベビーソープを選ぶ理由

なんといっても泡タイプのベビーソープは、泡がそのまま出てくるわけですから使いやすいのが魅力です。
ポンプ式なので、片手で押すだけでこんもりとした泡が出るため、わざわざ泡立てる必要がありません。たっぷりの泡で赤ちゃんを隅々まで優しく洗えます。
特に首の座らない新生児を洗う際には、石鹸を泡立てている余裕はなかなかないので、簡単に泡で出てくるボディソープは重宝しますね。
ただ、泡タイプのものには合成界面活性剤や合成香料、防腐剤などが使われているものも少なくないので、よく確認して選ばなくてはいけません。
● ポンプ式なので片手で押すだけで泡が出て新生児の沐浴もラクラク!
△ 泡のベビーソープには合成界面活性剤など余計な添加物が入っているものもある
安心して使える泡タイプのベビーソープの選び方
泡タイプのベビーソープを選ぶ際には、まず次の2つのポイントをクリアしておきたいものです。
- 合成界面活性剤や合成香料など余計な添加物が少ないものを選ぶ
- できるだけ泡ぎれのよいベビーソープを選ぶ
この2つのポイントをまずクリアしたら、次に何を重視して選ぶかを考えましょう。
例えば、天然由来成分を主としたオーガニック製品であることを重視したいという人もいれば、アレルギーを懸念して、アレルゲンカットを重視したものを選びたいという人もいますよね。
天然由来成分にこだわった泡のベビーソープ
赤ちゃんのデリケートな肌には、できるだけ刺激の少ない、天然由来の成分でできたベビーソープを使いたい!
そんな方には、次のようなベビーソープがおすすめです。
おすすめ1:アロベビー

アロベビーは、99%以上天然由来成分でできています。
また、オーガニック栽培の原料が使われているのも安心できるポイントです。
必要な皮脂は残して優しく汚れを洗い落としてくれるので、しっとり洗い上がります。
キレイに洗い流したら、アロベビーのミルクローションで保湿も!

おすすめ2:ベビーボーン

モデルの東原亜希さんとエステティシャンの高橋ミカさんがプロデュースして作られたのがベビーボーンです。
天然にこだわった原材料を使い、石油系界面活性剤や鉱物油などの余計な添加物は排除しました。
アレルゲンカットを重視した泡のベビーソープ
赤ちゃんは、まだ何に対してアレルギーを引き起こすかわからないので、アレルゲンカットを重視した泡のベビーソープを選びたいという方もいますよね。
そんな方におすすめしたいのが、次のようなベビーソープです。
おすすめ1:ドルチボーレ

ドルチボーレには、アレルゲンカットを追及した厳選された成分が使用されています。
植物由来の成分でも、植物の種類によってはアレルギーを引き起こすこともあるので注意が必要です。
その点、ドルチボーレはあえてオーガニックや植物由来などにこだわっていません。
赤ちゃんのお肌に最適な成分を厳選しています。
泡切れもいいので、赤ちゃんに安心して使えますね。
おすすめ2:アラウベビー

どんな物質によってアレルギーを引き起こすかは、人それぞれ違います。
アラウベビー泡全身ソープは、できる限りアレルゲンカットに努めたベビーソープです。
合成界面活性剤や合成香料、着色料や保存料無添加で、もちろん皮ふアレルギーテスト済みでもあります。
まとめ
この記事では、赤ちゃんを洗うなら固形石鹸と泡タイプのベビーソープのどちらがよいのか、比較してみました。
固形石鹸には良い面がたくさんあります。余計な添加物が少ないことや、泡切れの良さ、コスパの良さなどは注目すべきポイントです。
しかし、赤ちゃんのバスタイムには使い勝手の良さも重要ですよね。
その点、泡のベビーソープなら使いやすくてあたふたせずに済み、たっぷりの泡でやさしくしっかりと洗えます。
添加物が少なく、成分にこだわった泡のベビーソープを選べば安心です。
ぜひ本記事を参考に、赤ちゃんを洗いやすくて、なおかつ肌にもやさしいベビーソープを選んでください。
コメント