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赤ちゃんのアトピー治療との向き合い方!ステロイド使ってもいいの?

赤ちゃんの肌トラブル

赤ちゃんの乳児湿疹がひどいなぁと思っていたら、アトピー性皮膚炎と診断されてショックを受けたというママは少なくありませんよね。

我が家の長男は、しばらくはアトピーとは言われず、”悪化した乳児湿疹の治療”をしていました。

でも良くなったと思ったらすぐに悪化するという繰り返しで、本当に今の治療が正しいのか、ステロイドをこんなに使ってもいいのか、不安で不安でたまりませんでした。

そこで、赤ちゃんのアトピー治療との向き合い方やステロイドについて、我が家の体験談を交えてご紹介します。

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一般的な赤ちゃんのアトピー治療

一般的なアトピー治療

アトピーの治療については、日本皮膚科学会から『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン』というものが出されています。小児科でも皮膚科でも、このガイドラインを基本とした治療が行われているのが一般的です。

ガイドラインには、治療の基本は次の3点であることが示されています。

  • 薬物療法
  • 皮膚の生理学的異常に対する外用療法・スキンケア
  • 悪化因子の検索と対策

【参考:日本皮膚科学会ガイドライン

薬物療法

主にステロイド外用薬を使ってかゆみや炎症を抑える治療が行われます。

ステロイドというと、とても怖い薬のような印象を受けますが、医師の指導のもとで適切に使えば、問題なく効果的に使えます。

むしろ、ステロイドはアトピーの治療には必要不可欠となる場合が多いでしょう。

適切な使用量などについても、細かくガイドラインに示されています。

皮膚の生理学的異常に対する外用療法・スキンケア

皮膚の生理学的異常に対する外用療法・スキンケア
  • 皮膚を清潔に保つこと
  • 皮膚の乾燥を防ぐこと

アトピーの原因のひとつとして、皮膚が薄くてデリケートでもろいため、皮膚のバリア機能が低下してしまうことが挙げられます。

そのため、皮膚のバリア機能の低下を防ぐため、もろくなった皮膚を治して保湿などのスキンケアをすることがとても大切だとされています。

悪化因子の検索と対策

アトピーの原因や悪化因子というのは、実にさまざまです。

例えば、乾燥により皮膚がもろくなっていたり、掻き壊してしまったことが原因かもしれません。石鹸や洗剤が合わなかったり、ダニが原因だったりといったことも考えられます。

薬物療法やスキンケアをしつつ、考えられる原因や悪化因子をできるだけ取り除きましょう。乾燥を防ぐために部屋を加湿したり、赤ちゃんの肌にやさしい石鹸や洗剤を選ぶなどの対策はしておきたいですね。

赤ちゃんのアトピー治療は素直に気長に!

アトピー治療は素直に気長に

赤ちゃんのアトピーの治療を受けるときのコツは、先生の言うことを素直に聞いて、焦らず気長に良くなるのを待つことです。

信頼できる医師のもとで気長に治療

やはり、信頼できる医師との出会いが大切です。

では、信頼できる医師とはどんな医師なのかというと、それはママ自身と相性の良い医師です。赤ちゃんの肌の様子は赤ちゃんによって異なります。

そのため、ママが赤ちゃんの状況を伝えやすく、相談しやすいというのがとても大切なポイントとなります。疑問があれば質問し、その場で解消できると医師への信頼は深まりますよね。

前述のとおり、日本皮膚科学会から基本的な治療のガイドラインが出されていますので、とんでもない治療をすることはないはずです。

医師に赤ちゃんの状況を詳しく正確に伝えられ、医師がしっかりと耳を傾けてくれることで、より良い治療ができると考えられます。

ママがアトピー治療に迷う理由

アトピー治療に迷う理由

しかし、アトピーの赤ちゃんを持つママは、アトピーの治療について迷いが生じやすいという現状があります。

なぜなら、適切に治療をしていてもすぐには良くならなかったり、良くなったと思ったらまた悪化したりの繰り返しで、焦りが出てしまうからです。

また、そんな赤ちゃんのアトピーに悩むママの弱みにつけこんだ、悪徳なアトピー商法なども存在するので注意が必要です。薬をやめてこのクリームを塗ったほうが効果的などと言葉巧みに誘導されてしまうこともあります。十分注意しましょう。

ステロイドは怖くない!

それに、ステロイドはとても怖いものだという間違った知識を持ってしまった場合も、アトピー治療に迷いが生じてしまいます。

ステロイドは医師の指導の下で適切に使用すれば怖いものではなく、アトピーを治すための有効な治療薬です。

信頼できる医師にしっかりと正確に赤ちゃんの状況を伝えられれば、医師は詳細な情報と目の前の皮膚を見たうえで適切な薬や保湿剤を選択してくれます。

赤ちゃんの状況によってステロイドを使うケースもあれば使わないケースもあるでしょう。保湿剤一つとっても、赤ちゃんによっては合わない場合もあるので、合わなければ変えていくことになります。

赤ちゃんのアトピーは、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々に改善していくことが多いです。信頼できる医師の言うことを素直に聞いて、気長に治療を続けましょう。

赤ちゃんのアトピーを体験したママより

赤ちゃんのアトピー体験談

実際に赤ちゃんのアトピーを体験したママ達のブログをチェックしてみると、間違った情報や思い込みで、なかなかステロイドを使えなかったというママが多いことに驚きます。

そんな私も長男のアトピー肌にさんざん悩んでいたのに、実はステロイド否定派でした。今思えば、なぜそれほどステロイドを嫌がっていたのか自分でもわからないくらいです。

ただ、ネット上にあるたくさんの情報に、ステロイドを否定するものがたくさんあり、実際に脱ステロイドのアトピー体験記などがたくさん存在するという現状があります。

実際、ステロイドを使わずによくなったケースがあるのも事実なのでしょうが、それはたまたまその赤ちゃんに合っていたからにすぎません。それが誰にでも当てはまるわけではないのです。

アトピー体験の数あるブログの中から、アトピーや乳児湿疹に悩むママにぜひ読んでいただきたいブログを見つけたのでご紹介しますね。

なーみん育児絵日記
アトピーのことをつづったカテゴリがあります。
最初ステロイド否定派だったママが、我に返って、ステロイドを適切に使い子供たちのアトピー改善に取り組んだ話です。経緯が、かわいいイラストとともに紹介されています。

まとめ

赤ちゃんのアトピー治療に悩むママたちへ、治療への向き合い方について、体験談も交えてご紹介しました。

アトピーの治療にステロイドを使うのは、ごく当たり前で常識的な治療だということを、ぜひ知ってほしいと思います。

赤ちゃんの肌の状況は、赤ちゃんによってそれぞれ異なります。

赤ちゃんがたまたまアトピー肌だったとしても、それは誰のせいでもありません。信頼でいる医師と相談しながら、焦らず治療しましょう。

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