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乳児湿疹の実際の治療経過を公開!薬・保湿・保護がポイント

赤ちゃんの肌トラブル

乳児湿疹の治療が思うようにいかず、いつまでたっても治らないと、どうしていいかわからず不安ですよね。

私も長男の乳児湿疹がひどくて、当時は湿疹のことばかり気になって毎日がとても辛い、”湿疹ノイローゼ”になりそうな状態でした。

でも、乳児湿疹は多くの赤ちゃんに現れる非常に一般的なものです。

本記事では、乳児湿疹とはどういうものなのか、我が家の長男が体験した治療経過やケア方法をご紹介します。

乳児湿疹がなかなか治らずお悩みの方は参考にしてください。

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赤ちゃんの乳児湿疹とは?

乳児湿疹とは

赤ちゃんの乳児湿疹は、生後間もない頃から出始めます。

顔や頭などにかさぶたのようなものができる乳児脂漏性湿疹からはじまり、肌の乾燥による起こる乾燥性湿疹もそうです。

また月齢が進むと、よだれやミルク、離乳食の食べこぼしなどによる刺激で肌荒れしてしまいます。

これらの赤ちゃんの湿疹を全部ひっくるめて乳児湿疹ということが多いです。

乳児湿疹の原因っていったい何?

乳児湿疹の原因

乳児湿疹のうち、乳児脂漏性湿疹はホルモンの影響による皮脂分泌が原因、乾燥性湿疹はその名のとおり乾燥が原因とされています。

乳児湿疹に母乳が関係しているという意見もありますが、その全てが科学的な証拠に基づいているわけではありません。

特定のアレルギーに起因する湿疹以外、母乳による湿疹の発症は稀です。

私自身、長男と次男で母乳を与えた環境は同じでしたが、湿疹の経験は全く異なりました。

我が家の場合、長男は乳児湿疹がひどかったので、母乳の影響も気にして食べ物にも気を使っていましたが、なかなかよくなりませんでした。

次男のときも同じように母乳で、私が食べたいものを食べていても次男のお肌はツルスベだったのです。

これらの経験から、母乳よりもむしろ子供それぞれの体質や環境、遺伝的要素などが関与する可能性があると考えています。

母乳は赤ちゃんの免疫力を高める重要な役割も果たすため、特にアレルギーが確認されない限り、母乳育児を続けることをおすすめします。

乳児湿疹の治療経過~体験談~

乳児湿疹の治療経過

我が家の長男は、1か月の頃から乳児湿疹ができ始めました。

<2か月の頃の治療>保湿だけで薬は処方されず

日に日にひどくなっていき、小児科で相談したのですが、保湿をしっかりしてあげてくださいと言われただけで、特に薬は処方されませんでした。

お風呂ではよく顔を洗い、ベビーローションなどで保湿に励み、少しは良くなったものの、しばらくするとまたひどくなっていきました。

<3か月からの治療> ステロイド&非ステロイド外用薬&保湿

今度は別の小児科を受診。弱めのステロイド外用薬と非ステロイド外用薬の2種類が出されました。

ステロイド外用薬をつけると比較的良くなったのですが、非ステロイド外用薬に変えると余計にひどくなったような気がしました。

とにかく薬は医師の指導のもとで適切に使うように心がけましたが、なかなか改善しません。

ただこの頃、薬はしっかり塗っていたものの、保湿が十分ではありませんでした。

後から考えると、お風呂上がりや授乳の後など、肌が乾燥しやすいタイミングでの素早い保湿ケアが足りなかったと反省しています。

具体的には、ベビーローションなどの保湿剤を常に手元に置き、肌が乾燥する前にしっとりと保湿する習慣を持つことが大切でした。

<5か月の頃の治療>非ステロイド外用薬&亜鉛華軟膏&保湿

小児科で出してもらった弱めのステロイド外用薬はしばらく使ったものの、一時的に良くなるだけでまたすぐにひどくなり、結局皮膚科へ連れて行きました。

皮膚科では、非ステロイド外用薬をとにかく頻繁に塗るようにとのこと。

離乳食やよだれのたびに塗っていました。

もう1つ、1日1回だけ塗るようにと亜鉛華軟膏も処方されました。

いずれも指示通りに塗っていたら、徐々に長男の肌はよくなり、ようやくホッとできるようになったのです。

この頃は、以前より保湿もしっかりできるようになったので、それも改善の理由だと考えられます。

<1歳からの治療経過> 薬&保湿&保護

相変わらず、よだれやごはんのたびにキレイに拭いてすぐに保湿をするなど、ケアをしっかりしないと、すぐに肌が荒れて悪化してしまいます。

状況に応じてステロイド外用薬、非ステロイド外用薬、亜鉛華軟膏といった薬が適宜処方されていたので、医師の指示に従って薬を塗りつつ保湿&保護。

それでもデリケートな長男の肌は、乾燥や刺激に耐えられず湿疹を繰り返し、アトピー性皮膚炎の可能性があると診断されました(なぜか断言されない…)。

離乳食が始まってからは、薬を塗っても保湿や保護が足りないとすぐに悪化してしまい大変でした。

<その後の治療経過> 保湿&保護&ときどき薬

その後も長男は、よくなったりひどくなったりを繰り返していました。

しかし、皮膚が強くなるにつれて徐々に悪化しにくくなり、3歳の頃にはたまに悪化する程度に。小学校に上がる頃には肌荒れもあまりしなくなりました。

乳児湿疹をこじらせてしまった原因は、長男の肌が弱かったことと、新生児の頃の保湿をためらってしまったことにあると考えています。

我が家の場合は、よくなったりひどくなったりを繰り返し、結局長く付き合うことになってしまいました。

しかし、薬・保湿・保護の3つのケアをしながら気長に付き合えば、こじらせた乳児湿疹でも少しずつよくなるので心配いりません。

乳児湿疹の悪化を防ぐ顔のケア

乳児湿疹のケア方法

では、乳児湿疹はどのようにケアすると良いのでしょう?

<乳児脂漏性湿疹の場合>

乳児脂漏性湿疹の場合、洗い方にコツがあります!

かさぶたの部分は、あらかじめオイルなどで柔らかくしておくと落としやすくなります。

たっぷりの泡でしっかりと洗ってキレイにしましょう。

<乾燥性湿疹の場合>

乾燥性湿疹の場合、泡タイプの石けんでサッと優しく洗い、泡をぬぐうようにキレイに流しましょう。

そして、洗った後はしっかりと保湿をします。

乾燥性湿疹のケアは、薬を塗るだけでなく徹底保湿がポイントとなります!

お風呂上りにはミルクローションを全身に手早くぬって保湿するのがおすすめです。

乾燥が激しい箇所にはクリームやバームを重ねて保湿してください。

そして、保湿した肌を保護するのには、ワセリンや Fam’s Baby(ファムズベビー) がおすすめです!

ファムズベビーは、ムース状のふわふわした泡が肌にしっかりと馴染み保護してくれます。

しかもバリア機能が8時間持続するといわれています。

<アトピー性皮膚炎かもしれない場合>

我が家の長男のように湿疹を繰り返し、アトピー性皮膚炎かもしれない赤ちゃんは、肌がとても敏感でデリケートです。できるだけ刺激物を排除しましょう。

基本的なケア方法は乾燥性湿疹の場合と同じです。

よだれや食べこぼしはすぐにキレイに拭いてあげて、すぐに保湿・保護をします。

ジクジクした箇所があれば、すぐに病院で薬をもらい、医師の指示に従って適切に薬を塗りましょう。

また、直接肌に触れるものについては、コットン100%の素材のものを選び肌への刺激をやわらげたり、洗濯洗剤もできるだけ肌に優しい安全なものを使ってください。

そして、一に保湿!二に保湿!ひたすら保湿が大切です!

乳児湿疹の治療に迷走したら「薬・保湿・保護」

我が家の長男が赤ちゃんのときの体験談も交えながら、乳児湿疹の治療やスキンケアについて紹介しました。

私の場合、乳児湿疹の治療がうまくいかなかった最大の原因は、長男の敏感な肌への保湿・保護が足りなかったことです。

乳児湿疹は乾燥により繰り返す場合もあります。たとえ繰り返してしまっても、不安になったり落ち込んだりする必要はありません。

肌が敏感な赤ちゃんもいること、薬だけでは治らないことを知っていれば、不安にならなくていいのです。薬と保湿と保護で、気長に付き合っていきましょう。

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